- NEW RELEASE - 再入荷NewDubhall / JAPAN / 2023 / NDH005
Media: New
Jacket: New
<コンディションについて - about condtion>日本のダブ・ユニットUndefinedのSahara氏主宰レーベルNewdubhallに、ダブ〜ベース・シーンで厚い信頼を得る日本のプロデューサーElementが登場。片面ダブ/片面アンビエントのテーマに沿って、妖しく揺らめくリズムにメタリックなシンセが突き刺さるニュールーツなSide A、Side Aを解体したサンプルが予測不能な渦となって飲み込んでいく極ディープ・アンビエント〜ドローンのSide Bは衝撃体験。聴いたら最後、帰ってこれません。(★)
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Babe Roots、Deadbeatといった海外のモダン・エレクトロニック・ダブの先鋭たちをリリースしてきたNewdubhall。第五弾となるアナログ・シングル・リリースは、主宰Undefined以外では初となる日本のトラックメイカー、Elementをフィーチャー。それぞれソロ・アーティストとして海外のサウンドシステム〜ダブ・シーンからも評価の高い、Sak-Dub-I、Dub Kazumanとともに、Dub Meeting Osakaの一角を担う、ElementことHiroshi Takakura。また彼はBim One Productionの1TAとともにレーベル〈Riddim Chango〉も主宰している。長らくUKを拠点に活動し、現地のサウンドシステム〜ベース・ミュージック・カルチャーを骨の髄までしみこませて帰国、最近では関西から東京へと活動の拠点を移し、ベース・カルチャーを根底に、新旧さまざまなサウンドを横断する、そのDJプレイも話題となっている。また前述のDub KazumanとのNight Scoopsや、またソロとしても、レフトフィールド・ダンスホール・コレクティブ、Duppy Gunをフィーチャーしての、Bokeh VersionsとRiddim Changoのダブルネームの12インチをリリースするなど、ニュールーツからダンスホール、さらにはグライムなどのUKのモダン・ベース・ミュージックのエッセンスがミックスされたオリジナリティあふれる作品をリリースしている。Newdubhallの5枚目のリリースとなった本作でも、まさに一筋縄にはいかないオリジナリティあふれるトラックを提供している。A面にはギンギンなシンセ・フレーズが空間を切り裂く、スローモーなニュールーツとグライムが正面衝突したような、ヘヴィーウェイトなダブを、そしてB面にはそのヴァージョンとしてドラムを抜き去り、ドローン・ノイズと低音が支配し、空間を圧迫するような重厚かつ強烈なインダストリアルなアンビエント・ダブを披露。まさにレフトフィールドなエレクトロニック・ダブの最前衛がここにある。
河村祐介
A1 Particular Angle
Listen!B1 Blurring Off Into Its Opposite
Listen!#dub #ambientUPDATED: 2023.07.05
LAST UPDATED: 2023.11.22