- NEW RELEASE -
Incidental Music / US / 2023 / INC005
Media: New
Jacket: New
<コンディションについて - about condtion>
以下リリースインフォです。
鈴木慧は、彼の1988年にプライベートで制作されたLPアルバム『週末の光と風』の帯で彼の音楽的性格を見事に表現しました。彼の音楽はジャズが40%、ソウルが30%、ブラジルが20%、そして歌謡曲が10%の割合でブレンドされた、シティポップとして知られているものとあまり変わらない音楽的な融合を示していますが、それらは鈴木氏の自宅スタジオにて一人で多重録音された宅録スケールのものであり、高価なスタジオを使ったわけでも優秀なスタジオミュージシャンを雇って演奏されたものではなく、日本のバブル経済時代のミュージシャンシップとは全く異なる視点で作られた特異なものです。
シティ・ポップ、AOR、ジャズ、ソウル、ボサノヴァ、歌謡曲の要素を取り入れた鈴木氏の親密なポップソングは、魅力的でウィットに富み、ドラムマシンとデジタルシンセサイザーのみを使用して、これらの音楽形式に季節感と文学的なアプローチを加えています。その音楽性は、この数年で発掘されたUku KuutやRonald Langestraat、Joe Tossini、Chuck Senrickなどの世界中の宅録ソウル/AORの秘宝たちとシンクロします。
『遠い旅の同行者』(Distant Travel Companion)は、1980年代にプライベートでリリースされた3枚のLPアルバムからのリマスターされた楽曲と、1993年のCDアルバムからコンパイルした、世界で広く彼の音楽が紹介される初めての機会となります。これらのオリジナルLPは、各100部限定の極めて少ない部数でリリースされ、鈴木氏が勤めていた会社の印刷機で印刷および組み立てられ、彼の自宅スタジオで彼の空き時間に録音されました。今回のジャケットのデザインや帯、ライナーノーツは、オリジナルの作品へのオマージュとなっています。
1958年に東京で生まれた鈴木慧は、現在も精力的に演奏活動するシンガーソングライターであり、また多くの小説も書いている文学作家でもあり、書肆参月堂という自主出版社を運営しています。
ティーザー動画はconatalaからカセット・アルバム「mind sketches」をリリースしたbananaが手がけています。
A1 助手席のSituation = Situation In The Passenger Seat
A2 Passing Scene
A3 Miss Shooting
A4 灰色のひととき = A Gray Moment
A5 さらっとゆるして〜コーヒー通の恋人 = Forgiveness Without Reservation ~ Lover And Coffee Connoisseur
B1 Wardrobeの中の夢 = A Dream In The Wardrobe
B2 秋日和 = Clear Autumn Day
B3 夜の海風 = Evening Sea Breeze
B4 Spouse-同行者- = Travelling Companion
B5 One By One
#citypop #宅録
UPDATED: 2023.11.03