森山ふとし - ゆうたいりだつ ± (LP) '22

型番 EM1196LP
販売価格 SOLD OUT
- NEW RELEASE -
EM / Japan / 2022 / EM1196LP
Media: New
Jacket: New
<コンディションについて - about condtion>

'15年にカセットでリリースされた『ゆうたいりだつ』を、新たに4曲ほど差し替えた完全保存版。奇妙で美しい宅録オーケストラ。木村銀次による装丁も愛らしくも摩訶不思議な雰囲気を醸し出していてとっても素敵。凄く良い。オススメです。

以下レーベルインフォです。

電子音楽作家/ダクソフォン奏者の森山ふとしは、90年代の終わり、\内橋和久のワークショップを介して即興演奏を始め、関西ゼロ世代の象徴となった新世界ブリッジ(2007年閉鎖)でソロ・ステージ・デビュー。 西川文章とのかきつばた、アキビンオオケストラへの参加、栗原ペダル(neco 眠る/NEW MANUKE)とオシロスコッティとのユニット、マイクロふとし等で活動し、その後、自身のワークショップも主催。 そんな中、Birdfriendの日野浩志郎のすすめで(←歴史的英断)この初のソロ作品集『ゆうたいりだつ』(2015年)をカセットで発表した。 本版はそれをヴァージョンアップした<完全保存版>だ。
 即興演奏を出自とする森山だが、本作に即興的なものは皆無で、むしろ構築された作品性の高さが際立つ。実は、彼が『ゆうたいりだつ』で目指したのは<オーケストラ>を取り入れた音楽で、しかもこれはブリッジ人脈の音楽に結びつきそうにないユニークな死角、そこからの跳躍であった。ひとり彼はパソコンのソフトウェア音源を使って制作に没頭し、約一年かけて本作をものにした。「にこエレクトロ」「タイムリミット」は国内外で評価される森山的宅録オーケストラの典型で、アルバムの中心には表題作「ゆうたいりだつ」や「やっかいな記憶」という長尺の2 曲が据えてある。また、新たに差し替え追加した四曲が妙なオーケストラ感を補充している。
自らを「ブリッジに育てられ現れた存在」とする彼は、挑発的な混淆にイメージされる関西ゼロ世代の暴力的な個性の中にいて終始控えめだったが、その内には<関西ゼロ世代に生まれたもっとも微妙な〔変〕>と言えるような特殊な作家性を秘めており、それが本作の摩耗しない作品強度につながっている。


A1 イントロ B * 1:00
A2 にこエレクトロ 4:49
A3 クエスチョン 2:10
A4 きっかけ * 2:16
A5 ゆうたいりだつ 7:44
B1 タイムリミット 1:43
B2 やっかいな記憶 10:00
B3 タコパーセントOK( ゆうたいりだつMIX)* 3:47
B4 くろ * 2:48

* 未発表・新曲

#experimental

UPDATED: 2022.03.04

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